回収期間の計算方法
一定キャッシュフローの場合(この計算機)、回収期間は単純に初期投資 ÷ 年間キャッシュフローです。変動キャッシュフローの場合は年ごとに累計し、累計がプラスに転じる年で線形補間して算出します。
非一定キャッシュフローの場合: 累計が負でなくなる年を、年内で線形補間します。
数値例
ベーカリーの初期投資は800万円(オーブン、カウンター、運転資金)。年間320万円の純流入を見込みます。
回収期間 = 800万円 / 320万円 = 2.5年
つまり、2年6か月でオーナーは初期投資を回収します。それ以降、キャッシュフローの1円ごとが投資に対する純利益となります。
リスク帯: < 3年 → 低。安定した市場のベーカリーには優れた回収期間です。
回収期間でよくある3つの誤り
1.唯一の判断指標として使う
回収期間は回収後の出来事をすべて無視します。4年で回収しその後巨額のキャッシュフローが続くプロジェクトの方が、2年で回収するが後年が小さいプロジェクトより優れている場合があります。常にNPVと組み合わせてください。
2.キャッシュフローを割り引かない
この計算機は単純回収期間を示します。割引回収期間は各キャッシュフローにハードルレートを適用してから累計するため、常により長く、より現実的です。厳密な分析には完全ダッシュボードを使用してください。
3.5年以上のプロジェクトでインフレを無視する
年率30%のインフレ国での6年の回収期間と、3%の国での6年では意味が全く異なります。回収された資金の購買力は投資時のそれと異なります — 単純回収期間はこれを捕捉しません。
よくある質問
- 業界とリスクによります。中南米の目安: 3年未満は低リスク、3〜5年は許容、5年超はNPVが非常にプラスの場合のみ。変動の大きい業界(飲食、Eコマース)は3年未満を目指すべきです。